「発見!千葉編集部」

牛と人とを幸せにする「千葉ウシノヒロバ」

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若葉区に新たなレジャー施設「千葉ウシノヒロバ」が誕生。東京ドーム2個分の広大な敷地の中でキャンプやBBQができたり、マルシェやワークショップ、ピクニックまで楽しめる観光牧場です。育成中の乳牛の姿を眺めることができて、子供たちも大喜び。実はまだスタートしたばかりで未完成なエリアがあったり、準備中のサイトページも。でも「すべてが最初から出来上がっていてはおもしろくない。時代の流れに応じて、20年くらいかけてアップデートしていきたいんです」。そう代表取締役の川上鉄太郎氏は語ります。単純なレジャー施設にはとどまらない、そのユニークな哲学もお楽しみください。

可愛い乳牛はスクスク成長中!

千葉ウシノヒロバは酪農家でもなく、動物園的な牧場でもありません。主に行っているのは乳牛の「預託事業」。これは仔牛が妊娠、出産ができる年齢に達するまで育成をする事業のこと。厳正な管理のもと飼育され、いずれ酪農家さんのもとへ帰っていきます。可愛い牛たちが景色の中にいるだけで癒されるから不思議。今冬には牛のお世話体験ができるプランもスタートし、ミルクバースタンドもオープン予定です。ちなみにこちらでは“おがくず”で牛の排泄物をしっかり消臭しているから、近くでBBQやキャンプをしていても牛のニオイが気になりません。思いっきり深呼吸してみてください。

千葉県から酪農を盛り上げよう

この「預託事業」はもともと千葉市が行っていたものを、川上さんが引き継いだ形。実は千葉県は酪農発祥の地で、今でも全国で5番以内に入るほど酪農家の多いエリア。しかし現在は高齢化が進み、後継者も減っているそう。「日本は農業や酪農が盛んだったはずなのに今では食料自給率もとても低い。以前から一次産業に貢献したいという想いがあったので、この機会にチャレンジしてみました」と川上さん。現在26頭の牛は、今後240頭まで増やす予定だそうです。その牛たちが生活する牛舎にも工夫が。“崇高な空間”という意を込め、神社をモチーフとした設計。さらにアニマルウェルフェアの観点から、室内で放し飼いに近い環境を実現できる「フリーバーン牛舎」を採用しています。

極上のお肉を堪能! 手ぶらBBQ&キャンプ

広々とした芝生エリア、または旧牛舎の屋根付きエリア(来年オープン予定)のどちらか好きなほうでBBQが楽しめます。目玉食材は、柔らかさと脂の口溶けの良さが感じられる最高品質の牛肉「なかやま牛 亜麻仁の恵®(高原黒牛)」。千葉県産のポークソーセージや鶏肉、オリジナル商品の福神漬けもセットという豪華な内容です(内容はプランによって異なります)。さらに千葉近郊の農家さんが育てた地元野菜セットもオプションで付けることが可能。11月28日(土)からはキャンプも始動します。テントからガスコンロやランタンまで各ブランドのギアレンタル(要予約)も行っているので、文字通り手ぶらで楽しめるのが魅力。キャンプ好きには月額制の「定額キャンプ」もおすすめです。 ※食材持ち込みBBQも可能。写真は持ち込み時のイメージです。

土に触れて感性を高める農業体験

週末には千葉の農産物やアレンジ郷土料理が並ぶマルシェと、千葉野菜の美味しい食べ方を教えてもらえるワークショップなども開催しています。また、施設の近くにある畑で千葉の旬野菜を収穫することができる農業体験も実施中。その名も「育てて食べる部」、とわくわくするようなネーミング。地域の農業を盛り上げるだけでなく、参加者自ら野菜の育成プロセスを体験することで、自然の恵みや農業を身近に感じてもらうことを目的としています。体験に参加すると、写真のオリジナル軍手をプレゼント。さて、お気づきでしょうか? この一筆書きで描かれた牛のロゴマーク、実は身体の中央部分に“隠れ千葉県”が! 遊び心もたっぷりな千葉ウシノヒロバでした。

都会と違った価値観が、気軽に楽しめる場所

牛のための施設でありながら、このように人も楽しめるようにしたのには理由がありました。「僕はずっと東京でデザイン会社を経営してきたんですが、東京って良いところもあれば悪いところもある。一極集中になりすぎていると思うんです。行きすぎた競争社会、消費社会によってゴミが増え、人間もゴミのように扱われる。そういう部分での課題意識があったので、東京から1時間と気軽に行ける場所で、少しだけ価値観の違う場所を作れたらいいなと思ったんです。牛だけじゃなく、人も幸せになれるような」。そんな想いもあり、施設はあえて若干の不便さを取り入れ、来場者がたくさん歩けるような配置にしてあるそう。ここでは便利すぎる東京の概念を捨ててほしいのだとか。

センス良く、でも小難しくならないように

川上さんが目指したのは「都市と自然の間」が実現できるような空間づくり。都会的な要素を入れすぎて小難しくならないように、かと言って、牧歌的にもなりすぎないように。その絶妙なバランスとセンスの良さが細部に体現され、さすがのクリエイティビティを感じます。冒頭でもお伝えしましたが、まだ施設全体が完成し切っていないところも千葉ウシノヒロバの良さのひとつ。今冬にはおしゃれな三角屋根の炊事場が完成し、今後はレストランができたり、宿泊施設としての運営も視野に入れています。来るたびに施設やサービスがアップデートされているから、何度訪れても飽きがこない。千葉から人々をインスパイアし続ける「千葉ウシノヒロバ」、今後も目が離せません。

●千葉ウシノヒロバ
住所:千葉県千葉市若葉区富田町983-1
最寄駅:千葉都市モノレール 千城台駅から車で10分
営業時間:9:00~17:00(最終入場16:00、センターハウスは10:00〜19:00)
定休日: 月曜、火曜(祝日の場合は水曜休み)、年末年始、2月
※臨時休業もあるため、お知らせ(https://ushinohiroba.com/tag/notice/
)を随時ご確認ください。
電話番号:043-235-8376
入場料金:大人550円、子ども(3歳〜小学生)330円
※千葉市内の方は大人220円、子ども110円
HP:https://ushinohiroba.com

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