「発見!千葉編集部」

身体と環境に優しいオーガニックドライフルーツ「AMBESSA」

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南房総市を拠点に活動するドライフルーツブランド「AMBESSA(アンベッサ)」。無農薬、無化学肥料で栽培されたナッツやフルーツを、添加物や保存料などを一切使用せず、ドライプロダクトとして販売するブランドです。彼らが取り組んでいるのは、単に美味しいオーガニックフルーツやナッツを提供するだけでなく、環境や生き方など、もっと地球のことを考えたビジネスプラン。強要するのではなく、共有する。そんな感覚を持ったオーナー、君島さんがいらっしゃる南房総市の「Organic Grocery Abyssinia」訪ね、お話をうかがいました。実際に店舗に足を運ぶと、食事のこと、環境のこと、植物のこと、知識豊富な君島さんのお話につい引き込まれてしまいます。

アンベッサが大切にしていること

「PURE, NATURAL & SUSTAINABLE」を合言葉に、地球、生産者、自分自身にも優しい自然の恵みを届けるアンベッサ。ナチュラルな素材をまるごと使うことで、植物が本来持っている生命力、栄養素を取り込めるという考えのもとドライフルーツブランドを展開しています。スパイスやハーブ類も含め、すべて形もそのままの状態で販売するようにしているそう。「保存性が圧倒的に良くなるのと、見栄えの良さにこだわっています。見た目が可愛いって気分も上がるじゃないですか。また、スパイスは砕いた時に香りが出る。想像力を働かせて使うことにも、ロマンを感じています」。あえて看板は出さずに、でも想いは強く、ひとつひとつ愛情を込めて販売しています。

ひとつひとつにストーリーのある有機プロダクト

アンベッサでは常時約30種のドライフルーツ、ナッツ、スパイス、ハーブを扱っています。いずれもしっかりと風味があり、食材本来の豊かな甘みや旨みを感じられるのが特徴。「単純にすごく美味しいんですよ、オーガニックのドライフルーツって。そこからオーガニックへいい印象を持ってもらえたらいいなと」。商品は信頼を置けるルートから輸入したもので、自分たちでも2、3種を生産。すべてのプロダクトが流通から小分けまでとても透明化されていて、消費者の手に渡るまで責任を持って販売されています。例えばホームページを覗くと、商品のことが背景までしっかり記載されているのです。また、商品として成立しない形の悪いものなどは、ジャムに加工したりパンに使ったり無駄なく使用しています。

南房総で取り組む自然農法・自給自足の生活

もとは東京出身、渋谷のアパレルブランドに勤めていた君島悠矢さん。奥様のあぐりさんは千葉出身、銀座のお花屋さんで働いていたそう。交際当初から仕事の独立と、花の産地でもあるここ南房総に移住することを考えていました。この物件を見つけて移住したのが10年前のこと。「千葉の人々は穏やかで、すぐに僕たちを受け入れてくれました。冬の南房総の気候も暖かくて大好きなんです。僕たちは極端な田舎を求めたわけではなく、東京との距離もちょうど良い場所が良かった。この環境は子育てにもぴったり。そして今は農作物も積極的に作っています。実際に自分で土を触らないとわからないこともたくさんあるので」。自然農法やパン作りなどはほぼ独学。日々進歩し続けているお2人です。

“土に還るお店”Organic Grocery Abyssinia

実店舗「Organic Grocery Abyssinia」は昨年の9月にオープン。「インターネット上だけで目に見えないビジネスよりも、直接話ができて、食べてもらって、触ってもらって、空気感を感じてもらいたかったんです」。建物はすべて土に還る環境に優しい素材を使用し、君島さんの手によってセルフビルドされています。自然建築を手がける千葉県いすみ市の「光風林」の筒井さんに設計図を見てもらい、ノウハウを聞きながら進めていったそう。さらにお店では「Go zero waste store」という取り組みを実施。お客様に容器などを持参してもらうパッケージフリーを推進しています。「“Go”を付けた理由は、押し付けではなく、お客様と共に“zero waste”へ向かっていくという気持ちを表したかったからです」。

持続可能な社会のため、私たちができることは?

写真は店舗で販売中の自然栽培のライ麦ストロー。サステイナブル(=持続可能な)ライフの第一歩として、どんなことから始めたらいいか君島さんにおうかがいしました。「自分でできることを増やしていってほしいですね。例えば料理を少しでもできるようにしてコンビニ弁当やファストフードを買う機会を減らしたり、自分で野菜を作り始めればパッケージの浪費もなくなる。少なくても100年先、3世代後のことを見据えた生活をしていくのが大切なのかなと思います。継続していくことが重要なので、最初からあまりハードルを上げずに取り組んでほしいですね。エコバックやタンブラーを持ち歩いたり、1枚でもいいからビニールを減らしたり。始めるとどんどん楽しくなってきますよ」。

アンベッサのHPで豊富なレシピをチェック

見慣れないドライフルーツや、食べ慣れていないスパイスでも大丈夫。AMBESSAのHPには写真のデーツボウルやシェイク、ヨーグルトなどの朝食メニューをはじめ、フルーツコンポートやトリュフなどのロースウィーツ、ハーブティにタジンなど様々なレシピを掲載。それぞれの素材の効果や効能なども一緒に掲載されているのでぜひチェックしてみてください。「Organic Grocery Abyssinia」の店舗では君島さんご夫妻に直接使い方を教えていただくことも可能。食べるものや購入するもの、使用するものに少しずつ気を使い、人と地球のことを考えること。そしてオーガニックのハーブ、ドライフルーツ、スパイスで料理の幅を広げること。ここ南房総に、本当に健康的で美しい生活のヒントがありました。

●Organic Grocery Abyssinia(オーガニックグロサリー・アビシニア)
住所:千葉県南房総市白子671-1
営業時間:15:00〜18:00(木曜、金曜)、12:00〜18:00(土曜)
定休日:日〜水曜
電話番号:0470-46-2880
HP:www.ambessa.jp

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