「発見!千葉編集部」

癒し空間。千葉の「古民家カフェ」特集

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最近急上昇しているキーワード、「古民家カフェ」。田舎のおばあちゃんの家にいるようななつかしさと、古い木材の香りや味わい、ぼーっとしているだけで気づけば時間が経ってしまうようなのんびりとした空気。そんな古民家ならではの優しい雰囲気と周りの自然に魅了される人々が増えています。また古民家カフェでは地元の食材を使用していたり、オーガニックであったり、質の高いメニューを提供しているところが多く、雰囲気のみならず食事の内容にも満足して帰れることが多い、というのが筆者の見解。風通しが良い造りの古民家は秋口が一番気持ちいいというウワサも。この秋、心もお腹も満たしてくれる癒しのカフェへ足を運んでみませんか。

成田市の郊外に見つけた、築400年「風楽(ふら)」

千葉の古民家カフェといえば、成田市の「風楽」は外せません。もともと酒々井で自然派雑貨のお店を営んでいた川端えい子さんが、この築400年にもなる古民家を見つけたのは約9年前のこと。畑作業をしながらレストランを営む生活を送りたいと思い、2ヶ月間かけて修復をしました。風が楽しいと書いて「ふら」。その名前の通り、いつも楽しい風が吹いているこの場所では、 千葉県産の食材を使った身体に優しいオーガニックランチの提供をしながら、料理教室やコンサート、ワークショップ、トークショーなど多種多様なイベントの開催、ウェディングパーティの会場としての貸出などを行います。古民家の味わいを活かした多目的空間として多くの人に愛されている場所なのです。

「美味しく楽しくありがたく」豊かなオーガニック料理

ここで提供されるのは、千葉県産の無農薬玄米や成田周辺の農家で採れる有機野菜を使用した日替わり定食や、天然酵母のパンとスープのセット、15種類以上のスパイスを使用したカレーセットなど。マクロビオテックの理念をベースとした、愛情たっぷり、手作りの食事です。予約の際にお伝えすれば完全ヴィーガンやアレルギーにも対応してくださるとのこと。店内は和室が3部屋続いている開放的なお座敷と、縁側もあり、緑に囲まれた空間となっています。オーガニックで、安心して口に入れられる食事をこんな素敵な古民家でいただけるなんて、これ以上の幸せはありません。2匹の猫ちゃんがお出迎えしてくれ、ペットも同伴可能。プレシャスな時間を楽しんでください。

●風楽(ふら)
営業時間:11:00~15:00
※お時間が合わない方はご連絡すれば対応していただけます。
定休日:月〜木曜日
※定休日でも5名以上の場合は予約後、対応可能。
住所:千葉県成田市大室750
最寄駅:JR 成田駅から 車で15分
電話番号:0476-36-1960
HP:https://fura-organic.com
※現在、ご希望の方に、オーナー川端えい子さんによるヒーリングの個人セッションを行なっています。(モニター価格:1時間3000円)

コーヒーならここ。大多喜町の「珈琲 抱/HUG」

大多喜の民家の中にひっそりと佇む「珈琲 抱/HUG」。店主の水野俊弥さんはかつて表参道の格式高い「大坊珈琲店」にいたこともあり、ここもまた、知る人ぞ知るコーヒーの名店としてファンを虜にしています。生まれも育ちも東京都という水野さん、長女の小学校入学に合わせて大多喜への移住を決意したそう。築100年以上の古民家を見つけ、窓もない、地面は土だった納屋を改装して8年前にお店をオープンさせました。お店の軒下には竹のウインドチャイム「コシ・チャイム」が風に揺られ涼しげな音色を奏でます。床や壁の一部は大多喜のモザイクタイルアーティストの方にお願いしたというコーヒーをモチーフにしたモザイクアートの装飾が。そんなディテールもHUGで楽しんでください。

手廻しロースターで焙煎したコーヒーをスウィーツとともに

水野さんが守り続けるのは、手廻しロースターで焙煎する深煎りコーヒー。大坊さんに取り次いでもらい購入したというクラシックな手廻しロースターを大切に使っています。もちろん豆も店頭で販売。「深煎り好きのお客様からは『他の深煎りコーヒーの焦げた感じがなく、深くしっかり煎られている』と言っていただけています」。そして今回一緒に注文したのは、御宿でスウィーツを製造、販売している知り合いのところから直接仕入れているというレアチーズケーキです。風が通り抜けるお店でいただくコーヒーとケーキは癒し効果抜群。「秋になるともっと過ごしやすくなります。居心地がいいのか長居される方が多いですね」と水野さん。わざわざ足を運ぶ価値のある、隠れ家的な名店でした。

●焙煎香房 抱 HUG(ハグ)
営業時間:12:00~18:00(L.O.17:00)
定休日:月曜・火曜
住所:千葉県夷隅郡大多喜町堀之内407
最寄駅:いすみ鉄道 小谷松駅から 車で10分
電話番号:090-6007-5969
HP:http://chiba-ken.jp/hug/

東京から千葉へ。洗練された古民家空間「fato.(ファト)」

約1年前、練馬で営んでいた野菜薬膳カフェ「fato.」を長生郡への移住と同時に移転させた、オーナー夫妻の相原さん。「2人ともサーフィンが趣味だったので、海の側に住みたくて思い切ってお店ごと移動してしまったんです」。そう笑顔で語る奥様の智子さんは、持ち前の人懐っこさでこの地にすぐに馴染み、今ではお店のオープン前や休日に近所の仲間とサーフィンを楽しんでいます。ほぼ全面が窓で風通しの良い古民家を、ドライフラワーやアートを飾ることでさらに洗練された空間へと昇華させた2人。中央に鎮座するロングテーブルは引き戸をアレンジしたものです。気が良く、センスが生きるこのお店では、年に4回ヨガのイベントも行っています。

薬膳ランチをいただき、焼きたてパンをお持ち帰り

「fato.」では玄米と新鮮な野菜を使用したプレートランチや五季の養生カレーなど、季節ごとに替わる“植物性の食材のみで作る”食事がいただけます。9月からはホワイトカレーが登場する予定だそう。身体が喜ぶお野菜たっぷりのメニューで内から綺麗に。また、テイクアウトで豆乳コッペパンやシナモンロール、フォカッチャなどのパン(金曜日はお休みです)やガトーショコラや赤紫蘇ケーキ、バナナケーキ、マラサダなどオールグルテンフリーのスウィーツも販売しています。お腹いっぱい食べた後にもつい持ち帰りで購入してしまう人が続出するほど、どれを食べても本当に美味です。帰り際にはお店の前に広がる田園風景にも癒されてください。

●fato.
営業時間:12:00~16:00(L.O.15:30)
定休日:水曜・木曜
住所:千葉県長生郡長生村一松丁174
最寄駅:JR外房線 八積駅から 車で8分
電話番号:なし
HP:https://www.facebook.com/fatocafe/

Photo:Pak Ok Sun

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住所
〒260-0031 千葉市中央区新千葉1-1-1 ペリエ千葉2F-3F
営業時間
10:00~22:00 日・祝10:00~21:00
※一部店舗により異なります