「発見!千葉編集部」

船橋と珈琲の密なカンケイ!「船橋コーヒータウン化計画」

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「船橋市」と言えば……ふなっしー、ららぽーと、梨、小松菜などがまっさきに思い浮かんできますよね。しかし昨今新たに注目されている船橋名物、それが「コーヒー」。船橋市は3年前から街をあげて「コーヒータウン化計画」を進めているのです。実は船橋市には来客数が年間70万人というモンスター級の「ドトールコーヒー」が存在しています。そのドトールでは全国で唯一ハンドドリップのコーヒーの提供もしていて、それが格別に美味しいと評判。また、近隣にもいくつもの個人経営コーヒー店があり、どれも個性豊か。ドトールコーヒー船橋店を一気に押し上げたオーナー、そしてこのプロジェクトの発起人でもある梶真佐巳さんにお話をうかがいました。

船橋のコーヒー店が結束! 「コーヒーで笑顔溢れる街へ」

3年前からスタートしたこのプロジェクトについて梶さんはこう語ります。「船橋にはコーヒーに対する志が高いお店が多いんです。キーコーヒーやドトールコーヒーの工場もあるので、大手企業から小さな個人経営のお店までが共存を目指しみんなで盛り上げていきたくてこのプロジェクトを発足しました。最終的な目標は船橋と聞いたときに『コーヒーの町だね』と言われること。家庭でももっとコーヒーを身近なものにしてほしいと思っています」。現在の参画店は9店舗。本来であればライバルになり得そうな同じ地域の店舗同士が、コーヒーへの愛を叫ぶことで仲間となる。すでにここにはコーヒーによって笑顔が溢れているような気がします。下記に、そんな心温まる船橋のコーヒーショップの一部をご紹介します。

代表の梶氏が営む「Philocoffea Roastery & Laboratory」

コーヒー抽出の世界チャンピオンである粕谷哲さんと梶さんが2018年2月、船橋駅近にオープンさせたのがこの「Philocoffea Roastery & Laboratory」。大きなロースターが置かれた店内ではカフェとしてコーヒーの提供はもちろん、コーヒーカップなどオリジナル商品の販売や、珈琲の淹れ方についての勉強会、子供向けのイベント、企業のセミナーなど様々な取り組みを行っています。ここでいただけるコーヒーも様々。この日はエチオピアの「ネキセ」という香りから後味まで果実味溢れる爽やかなコーヒーを味見。豆を凍らせて劣化するのを防いだり、ドリップしたコーヒーをデキャンタージュに入れて空気を含ませることでまろやかな質感に仕上げたり、美味しくいただくためのコツも学べました。

●Philocoffea Roastery & Laboratory(フィロコフィア ロースタリー&ラボラトリー)
営業時間:9:00~18:00
定休日:月曜日
住所:千葉県船橋市本町2-3-29
最寄駅:JR 船橋駅から 徒歩7分
電話番号:0474-60-9400
HP:https://philocoffea.com

お客様の好みに合わせてその場で焙煎「アダチコーヒー」

「アダチコーヒー」の店内に漂う香ばしい香りは、焙煎したてのコーヒー豆によるもの。ここは20種類以上の生豆の中からお客様の要望に合わせて希望の豆をローストしてくれる「珈琲焙煎専門店」です。酸味、苦味などの飲み口や、ベストな飲み方などがわかりやすく書かれているので、コーヒービギナーの方でも安心して自分の好みの豆と出会える場所なのです。さらにお客様ひとりひとりのカルテが作成され、過去の購入商品がわかるようになっているそう。オーナーで“焙煎士”の安達教人さんが笑顔で迎え入れてくださいました。「ここ船橋では地域の活性化やコーヒーをキーワードに、コーヒーショップが一丸となっているんです。僕はまだキャリアが浅いので、みなさんから学ぶこともあります。いいコミュニティですよね」。

●アダチコーヒー
営業時間:10:30~19:00
定休日:日曜・祝日
住所:千葉県船橋市本町2-11-25
最寄駅:JR 船橋駅から 徒歩8分
電話番号:047-401-0214
HP:https://www.adachicoffee.jp

心地いい音とともに1杯の珈琲を。「BROWN SOUND COFFEE」

次に向かった「BROWN SOUND COFFEE」は、ウッド調の店内にドライフラワーがいくつも飾られ、明るくて洗練された空間。女性1人でも入りやすい雰囲気です。「ここは津田沼なので、『船橋コーヒータウン化計画』では仲間に入れていただいているような感じです(笑)」。そう語るオーナーの息才鳩美さんは、ふんわりした空気感がキュートな方。「“BROWN SOUND”とはある伝説のギタリストのギターサウンドのことで、“観客を暖かく包み込む音”という意味があります。コーヒーを淹れる音、会話している声、本をめくる音など “温かい音”が響く店でありたい、そんな願いが込められています。音とともに質のいいコーヒーを提供していけたらと」。優しく香り広がるコーヒーと名物のパニーニが相性抜群でした。

●BROWN SOUND COFFEE(ブラウン サウンド コーヒー)
営業時間:10:00~19:00(L.O.18:15)
定休日:月曜・木曜
住所:千葉県習志野市津田沼2-8-11
最寄駅:京成電鉄 京成津田沼駅から 徒歩8分
電話番号:047-472-6049
HP:http://brownsoundcoffee.com

珈琲マニアによるクラシックな名店「喫茶 いずみ」

それまでのモダンな雰囲気とは一転、半紙に筆で書かれたメニューが並ぶ、純喫茶の風合いがなんとも渋い「喫茶いずみ」にお邪魔しました。街の人気者、店主の伊藤拓史さんは自他ともに認めるコーヒーマニア。早速筆者の好みを聞き、おすすめの1杯、エチオピアの「ホワイトナイル」を淹れてくださいました。やかんで沸かしたお湯をポタポタと丁寧にネルドリップで濾し、少しずつ抽出された美しい栗色のコーヒーを中国の景徳鎮のカップ&ソーサーで飲むというのもまた乙。「コーヒーは、どれが一番ってないんです。答えもない。ここ船橋には様々なコーヒーのスペシャリストが集まっています。お客様にはその違いを楽しんで行ってもらえたらいいですね」。

●喫茶いずみ
営業時間:10:30~19:00
定休日:月曜
住所:千葉県船橋市夏見台1-19-10-107
最寄駅:JR 船橋駅から 徒歩17分
電話番号:047-767-0915
HP:http://kissa-izumi.com

船橋へコーヒーを飲みに行こう! 今後のイベントにも注目

代表の梶さんは、10月上旬に「船橋珈琲カクテルストリート」を計画中。地元のバー、居酒屋、コーヒー店でコーヒーカクテルを提供するというもの。「アルコール業界でもコーヒーの多様な味が注目を集め、カクテルの素材として定番化されてきています。フルーツシロップなどとの相性もよく、楽しみ方も広がっているんです」。また、11月22日(木)〜27日(火)には「船橋珈琲フェスティバル」が開催されます。 “珈琲で豊かな暮らしを”をテーマに、コーヒーショップの出店はもちろん、食器やキッチンウエアメーカー、アジアンや中華などレストランも参加し、コインテリア提案やスパイスとしての活用法などを紹介するユニークなイベントです。詳細は「船橋コーヒータウン化計画」HP(http://coffee-town.jp)より。

Photo:Pak Ok Sun

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住所
〒260-0031 千葉市中央区新千葉1-1-1 ペリエ千葉2F-3F
営業時間
10:00~22:00 日・祝10:00~21:00
※一部店舗により異なります