「発見!千葉編集部」

千葉で体験できる、まさに「ジブリの世界」な場所

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誰もが一作品は観たことがあるだろう“ジブリ映画”。あの非現実的な世界に行ってみたい、なんて夢見たことはありませんか? 実はそれが叶う場所があります。その場所とは、なんと千葉! 都内から電車または車で気軽に行けるにも関わらず、自然豊かなここ千葉には、ふとした瞬間に「ジブリ映画の中に入ったみたいな場所」と錯覚してしまうほど厳かな場所が多く存在するのです。季節や時間帯、気象条件などが一致した時、それは驚くほどの美しさで私たちを包み込みます。インスタグラムやテレビで話題の超有名な場所から、知る人ぞ知る穴場まで、3箇所をピックアップしました。暖かくなり、散策やフォトトリップも気持ち良い季節。この春、カメラ片手に近場のジブリの世界へ出かけませんか?

神秘的すぎると話題に! 君津「亀岩の洞窟」

最近インスタグラムやTVで話題となっている一番のジブリスポットと言えば、君津市の清水渓流広場の奥にある「亀岩の洞窟」。遊歩道が整備された公園内を散策しながら進むと、はっと息を飲むほどの絶景が待ち構えています。この丸くくり抜かれた穴は350年ほど前に水田耕作のために人工的に掘られたもの。岩の形が亀のように見えることからこの名が付けられたそうです。亀は“北極星の分神”であり、大地を守り、人々に福寿をもたらすと言われ、長寿延命、財宝授与、無病息災、諸難消除、祈願成就を授ける神聖なシンボルなのだそう。洞窟に光の差し込む幻想的な光景が見られるのは3月、9月の早朝と言われています。この時期には混雑が避けられない人気スポットです。
写真提供:千葉県君津市
参考文献:君津市地域ポータルサイト「きみなび」

ハートの形の滝!?「濃溝の滝」もチェックしよう

自然豊かな公園内には有名な「亀岩の洞窟」だけでなく、他にいくつも見どころがあります。遊歩道の上から見ることができるのは小さく優しい流れの「濃溝の滝」。川の流れの途中にはハートの形にくりぬかれたような可愛らしい岩が見られ、恋愛スポットとしてカップルにもおすすめ。また、5下旬〜7月にかけてはゲンジボタルやヘイケボタルが鑑賞できることでも知られています。この時期になると7時半〜8時過ぎには蛍のやわらかな光が現れはじめ、真っ暗な公園内で飛び交うその光景は感動ものだそう。足元を照らすためのペンライトを持参して、夕方からスタンバイしておくのがよさそうです。もちろん新緑や紅葉の時期も、自然のコントラストが美しく、年中シーズンと言っても過言ではない場所なのでした。

周辺には天然温泉や、お土産ショップも並ぶ。帰りにどうぞ

清水渓流広場の駐車場の隣には、笹川の河川敷から自噴する天然温泉を使用した温泉施設「千寿の湯」があります。自然に湧き出る毎分の温泉量が決まっているため、湯量に応じて小さな湯船でこぢんまりとしたつくり。源泉掛け流しへのこだわりです。渓谷の美しい景色を眺めながら散策の疲れを癒せる場所となっています。また、その横には「濃溝の滝おみやげセンター」もあり、亀岩の洞窟の神秘的な写真なども販売しています。日程や時間帯により最高の瞬間を見逃した場合には、こちらで鑑賞するのもおすすめです。さらにそのお隣にあるのは喫茶店「風鈴堂」。君津牛乳を使用したソフトクリーム「きみつソフト」や、君津の鶏卵で作った濃厚な「菜の花たまご舞プリン」が大人気です。君津の味覚を堪能してください。
●清水渓流広場
住所:千葉県君津市笹1954-17
最寄駅:JR上総亀山駅から 車11分

太東海岸ハイキングコースから、九十九里海岸を一望

意外に知られていないのが、この太東海岸の展望台。太東漁港のすぐ近くにあるハイキングコース(入り口にはさりげなく看板が設置されています)を10分ほど登っていくと、頂上の広場からは九十九里浜が一望できるスペシャルな場所。初日の出などの際には海から太陽が上がる様子を見るため、小さな広場にたくさんの地元民が押し寄せますが、普段はほとんど人がいなく、ちょっとしたシークレットスポットという雰囲気を楽しめます。目下に望める太東海岸は日本サーフィン発祥の地のひとつと言われる由緒正しきポイント。平日でも多くのサーファーが波乗りを楽しんでいます。展望台からはサーファーや波の様子もよく見えるので、サーフィン前にウォーミングアップ感覚で行ってみるのもおすすめです。

実は一番のフォトスポットは、頂上までの可愛い小道

頂上の広場からの景観が素晴らしいのは確かですが、実は本当におすすめしたいのはそこにたどり着くまでの道のりなのです。ウッドの丸太で道が作られ、頂上までずっと続いていくその様子は、まさに“ジブリ”な雰囲気がたっぷり。「となりのトトロ」でメイがトトロに出会うときのようなイメージでしょうか。頂上までの道のりは、まるで探検しているようで子供の頃のワクワク感を思い出させてくれる場所です。左側には海が望めて、春であれば右側には菜の花畑もあります。おすすめの時期は空と海が澄んでいて景色がより美しい冬か、緑と草花がいきいきとしている春。頂上にはベンチもいくつか配置されているので、ピクニック気分でお弁当を持っていってもいいかもしれません。リフレッシュしに訪れてみてください。
●太東海岸展望台
住所:千葉県いすみ市岬町中原
太東漁港付近のハイキングコース
最寄駅:JR太東駅 車10分

水墨画のような美しさ。「鹿野山九十九谷展望公園」

鹿野山の標高約400mから上総丘陵を見渡せる「鹿野山九十九谷展望公園」。幾重にも重なる山谷を総称して“九十九谷”と呼ぶそうですが、この公園では紅葉や新緑など四季折々の雄大な景色を堪能できます。特に秋から冬の、夜明けから日の出にかけて、気象条件が整った時に限り、写真のような幻想的な霧が山々にかかることがあります。雨が降った後の晴れた日に見られることが多いとのこと。この雲海がかかった景色はまるで墨絵のよう、と称され、これまで数々の画家に描かれてきました。「君津市の次世代に伝えたい20世紀遺産」および「千葉県の眺望百景」に認定されるのも納得の美しさ。「もののけ姫」に登場する深い山々の風景を彷彿とさせます。高い山がない千葉では貴重な眺望でもあるのです。
●鹿野山九十九谷展望公園
住所:君津市鹿野山東天峪119-1
最寄駅:JR佐貫町駅 車19分
写真提供:千葉県君津市 
参考文献:君津市ホームページ

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