「発見!千葉編集部」

サイクルトレイン「B.B.BASE」で行く房総半島サイクリング

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今年1月6日(土)にデビューした、JR東日本千葉支社製作のサイクルトレイン専用列車「B.B.BASE」(ビー・ビー・ベース)。この車名は「房総バイシクル・ベース」のイニシャルをとったもので、文字どおり房総半島をサイクリングするための特別列車。ロードバイクを大きくあしらったそのド派手なルックスと、乗車定員分だけ備えられた専用ラックなど、サイクリストのために考えられた装備が全国の自転車乗りたちの熱い視線を浴びている。今回はそのB.B.BASEの概要と、運行路線である内房線、外房線、総武本線、成田線の中から内房線と外房線沿線のサイクリングの魅力を紹介しよう

サイクルトレイン「B.B.BASE」

JR東日本千葉支社が製作したサイクルトレイン専用列車、B.B.BASE。全車両がサイクリスト専用に作られたという意味で、世界初の本格的サイクルトレインだ。全6両編成で乗車定員は99人となる。全員分の専用サイクルラックが装備され、自分の愛車とともに目的地まで移動することができる。出発駅はJR両国駅。ふだんは使われていない3番線ホームがB.B.BASEの発車基地となる。この3番線は一般の改札を通らずに自転車を引いて直接ホームにアクセスできるというメリットがある。この両国駅から房総の各方面へ、毎週末一日一往復する。チケットはすべて予約購入となる。運行スケジュールは3月まですべて決まっており、詳細はB.B.BASEのHP(bbbaseで検索)で確認してほしい。

専用サイクルラックは4アクションで愛車を固定

自転車を分解せずにそのまま載せられるB.B.BASE。まったくオリジナルで開発されたサイクルラックは、前輪を載せるアームを引き出し、そこに前輪を載せ、後輪を所定の位置に収め、最後に念のため脱落防止用のストラップを締めるという4アクションで愛車を固定する。わかりやすく簡単で、女性でもスムーズに作業できる。このラックに愛車を着脱する作業は、乗客が自分ですることになっており、これもまた楽しみのひとつだ。一般的なロードバイクのほか、クロスバイク、小径車、MTBなどに対応する(一部非対応サイズあり)。またこのラックは基本的に自分の座席の後ろ側に設置されており、まさしく自分の自転車といっしょに旅ができるのもうれしい。

4号車は多目的に使えるフリースペース

全6両編成のB.B.BASEだが、4号車は特別なフリースペースとなっている。サービスカウンターも設置されたこの車両には自転車は搭載せず、シートも限られたベンチシートと背もたれ用のパイプのみ。壁面には大型液晶モニターが4台設置されており、乗客たちが集まって、思い思いにくつろいで過ごしたり、各運行方面別のプロモーションビデオを鑑賞したりできるようになっている。目的地に着くまで現地の情報を交換し合ったり、また帰りには思い出を語り合ったりと、サイクリストどうしの交流の場となるように設定された、B.B.BASEだけのオリジナル車両だ。またこのモニターを使って、コースガイドなど各種プレゼンテーションもできる。

内房コース。館山から房総フラワーラインを走る

B.B.BASEは房総半島内の4つの路線を運行する。ここではそれぞれの沿線のサイクリングの魅力を紹介していこう。まず内房線は館山駅、または和田浦駅まで往復。館山から房総半島の最南端、野島埼までの海岸線は、房総フラワーラインをはじめとする美しい道路が続く房総半島サイクリングのハイライト。ほかにも洲埼灯台、屏風岩、平砂浦海岸など、風光明媚なポイントがたくさんある。また館山ファミリーパーク、伊戸だいぼ工房、野島崎公園、道の駅ちくら潮風王国など、ちょうどいい距離に休憩スポットとなる場所が点在していて、初級者にも走りやすいコースだといえる。海岸線を走っているかぎり、道に迷う心配もほとんどない。ただ内陸側に入るとそれなりにアップダウンもあるので、坂道の状況を確認してから走りたい。

外房コース。海岸線と美しい田園風景を堪能

外房コースは漁港で知られる勝浦が下車駅となる。勝浦は朝市で有名。B.B.BASEが勝浦に到着するのは9時50分ころだが、朝市は11時ころまでやっているので、ぜひ散策して雰囲気を楽しんでみたい。勝浦の周辺には、童謡「月の砂漠」のモデルとなった御宿海岸、リゾートホテルが立ち並ぶ鴨川など、訪れてみたい場所が多い。国道128号は外房黒潮ラインと呼ばれる幹線道路。一部交通量が多い場所もあるが、トンネルが現れたり、急に景色が開けて美しい海を望めたりと、ダイナミックな景観を楽しめる。また内陸部に入れば房総らしい穏やかな田園風景を楽しめる。適度なアップダウンもあるため、脚自慢にも楽しめるコースがとれるのが魅力だ。

B.B.BASE+Rapha 期間限定ポップアップショップ

ここまで御紹介したB.B.BASEを使った房総半島のサイクリングをプッシュしようと、チバコトラボ「ROUPE」スペースでは、期間限定のポップアップストアが開店している。これはB.B.BASEとイギリス発のウエアブランド、Rapha(ラファ)のコラボによるもので、房総半島サイクリングの魅力を伝える多彩なディスプレイと、サイクルアイテムの展示販売がその内容。B.B.BASEのほかにはない独創的なコンセプトに共感したラファが、このポップアップストアを通じて鉄道と自転車の新しい旅を表現する。ストアではラファのウエアやサイクルアイテムのほか、ドイツの自転車ブランド「キャニオン」の最新ロードバイクも展示され、その世界観に触れることができる。
(写真はストアのイメージです)

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