「発見!千葉編集部」

千葉特産の日本酒を知る、味わう、楽しむ

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県内に酒蔵が40以上もあるほど昔から酒づくりが盛んな千葉。山の幸、海の幸ともに美味しいものがあふれている千葉で、それに合う地酒を知らないなんてもったいない! そんな想いから今回フィーチャーすることにしました。県内では10蔵程度が蔵元見学を行っていて、そうやって蔵元を訪れてみたり、イベントに参加するうちに日本酒の奥深さや自分の好みの味がわかってくるもの。知ることが楽しむことにつながるのです。日本酒=和食のイメージは、今は昔。洋食とも相性抜群で、ワイングラスで飲むことを推奨されるものもあるほど、革新し続けています。ぜひ食卓に、千葉の地酒を添えてみてください。

実際に行ってきました! ここがおもしろい、蔵元探訪

今回訪れたのは300年以上前から続く酒々井の「飯沼本家(http://www.iinumahonke.co.jp)」。地元の地下水と酒米を使用した清酒「甲子正宗(きのえねまさむね)」を中心に、酒と酒にまつわる食品やグッズの製造・販売をしています。敷地内には江戸時代の創業から利用され、千葉県の重要文化財にも指定されている建物も。伝統を重んじる一方で、“酒を通して交流の場を提供したい”という想いを持ち、見学に加えて外国人向けのツアー、イベントやカフェの運営なども積極的に行う先鋭的な酒蔵でもあるのです。日本酒好きであればもっと好きになること間違いなし、日本酒に馴染みがなくても新しい視点から楽しめるのが酒蔵見学のおもしろさです。

創業約300年! 日本酒が造られる各工程を学ぼう

飯沼本家で実施している見学は約60分のツアー。蔵人さん案内のもと酒蔵内部を巡りながら各工程の説明を受けます。酒づくりが始まる10月〜3月ごろに訪れると、実際にぐつぐつと発酵中の醪(もろみ)の様子が見られたり、麹(こうじ)の香りを体験することも可能。実は日本酒製造の工程ははじめて人にとってはちょっぴり複雑なのですが、ここでは見学後に別室にてしっかり日本酒のレクチャーも行い、細かいプロセスやそれによって変わる味の違いなど参加者が理解を深められるような工夫をしています。キュートなイラストが添えられた「SAKEハンドブック」も配られるので、それだけでも行く価値アリ、です。

酒蔵見学の醍醐味は、味くらべできる『試飲』にあり

さて、酒蔵見学のハイライト、試飲タイムがやってきました。日本酒に関する知識もバッチリ頭に入ったあとの1杯はなおさら美味しく感じます。ここでは試飲の簡単なマナーをご紹介。コップを手に取ったら、まずは香りを楽しみましょう。果物香、米の香ばしさなど、ファーストインプレッションでOK。次に色味の観察。一般的に色が淡いとさっぱり、濃い色や濁っているものはしっかり、濃厚な味わいと判断できます。口に含んだら、鼻に抜ける「ふくみ香」と舌触りを楽しむ。自然に飲み込んだ時ののどごしと、後に残る「もどり香」も感じてみてください。味くらべをして気に入ったお酒があったらぜひお土産に。

日本酒イベントへ行こう! 「千葉の酒フェスタ」で地酒をめぐる

ひやおろしや秋上がりが登場し始める秋には、蔵元主催の試飲会など地酒を楽しむイベントも多く行われます。今回筆者が訪れた「千葉の酒フェスタ」は県内各地から蔵元が集い、自慢の酒を振舞う交流型イベントです。会場には業界人から一般人、年配の方から大学生まで幅広い層の酒好きが大集合。各ブースで蔵人の説明を聞きながら飲み比べができるため、酒の違いをじっくりと味わうことができます。気づけばほろ酔いで、まったく知らない人と日本酒について熱く語っていた……なんてこともしばしば、とってもピースフルな雰囲気です。千葉県内の日本酒イベントは、千葉県酒造組合のHP(http://www.chiba-sake.jp)よりチェックしてみてください。

日本酒好きの筆者が気になった千葉の地酒、3銘柄をピックアップ!

1本目(左)は飯沼本家(http://www.iinumahonke.co.jp)「貴醸酒スパークリング」。貴醸酒とは仕込み水の代わりに日本酒を投入し、甘く濃厚な味わいに仕上げた日本酒のこと。甘口シャンパンのようなテイストなのでワイングラスでどうぞ。2本目(中央)は400年もの歴史を誇る酒蔵、稲花酒造(http://www.inahana-syuzou.com)の「一の宮」。加熱処理をしていない生酒のため酒本来のフレッシュな味が楽しめます。米の風味の中にフルーティさを感じられるのが特徴。最後(右)は大原、木戸泉(http://www.kidoizumi.jp)の「afs(純米アフス生)」。洗練されたパッケージからは想像がつきませんが、実は40年以上愛されてきた銘酒です。酸味と爽やかな果実味による白ワイン風の芳醇さは一度飲んだらやみつきに。

フルーティな日本酒カクテルをつくってみよう!

日本酒があまり得意ではない方や、いつもと違った飲み方にチャレンジしたい方に提案したい「日本酒カクテル」。ジュースやフルーツ、炭酸などと日本酒を混ぜるだけでも新しい発見があります。パーティでのおもてなしにもぴったりです。

●柚子ピールのカクテル
材料:
柚子 1個
砂糖 大さじ2
作り方:
1.刻んだ柚子の皮を10分程度茹でる。
2.砂糖を加えて煮詰める。
3.少し自然乾燥させて、さらに砂糖をまぶせば柚子ピールのできあがり。
4.あとは日本酒を注ぎ、混ぜるだけ。好みで炭酸水を追加しても美味しい。

photography:Pak Ok Sun(CUBE)

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住所
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営業時間
10:00~22:00 日・祝10:00~21:00
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